このサイトについて

【介護の案内所】では、介護をされている方やこれから家族の介護を始める・備える方たちに向けて、全国の地域包括支援センターの連絡先リストや、介護や認知症に関するサービスや情報などを掲載しています。

サイト立ち上げのきっかけの出来事

数年前(2017年)、私の父が2回目の脳梗塞を起こし、病院から訪問リハビリテーションサービスを勧められたことで、初めて地域包括支援センターに相談をしました。
センターの担当の方が、訪問リハビリのサービスを受けるまでのながれについて説明してくださり、要介護認定の申請から訪問調査まで丁寧にサポートしてくださいました。
※要介護認定についての詳細は→こちら

要介護レベルが決定した後、地域包括支援センターから紹介されたケアマネージャーさんにケアプランを作成していただき、訪問リハビリテーションのサービスを開始したのですが、要介護認定の申請からサービス開始までスムーズに手続きできたことに感動しました!
その後も引き続き、父の容体や介護の事など、ことあるごとにケアマネージャーさんに相談し、介護サービスの紹介やアドバイスなどをしてもらう事で、介護に関する心配事や不安がかなり少なくなりました
担当してくださったケアマネージャーさんは、介護等の事だけではなく高齢者の価値観や性格的傾向の事もよくご存じで、「病院や検査を嫌がる」「杖や補聴器をみっともないと嫌がる」など家族の話を聞いてくれない親に対して、第三者(専門家)として間に入ってくださるなど、本人と家族の介護生活の負担が少なくなるようサポートしてくださいました。

当時、地域包括支援センターの方が、介護を受ける父や私たち家族の状況などを親身になって聞いてくださった事、また、その後の介護サービス・介護施設の利用などについて丁寧に説明してくださり、スムーズに手続きできるようサポートしてくださったおかげで、はじめての介護で右往左往する気持ちが落ち着き、本当に助かりました。
地域包括支援センターに相談する事で、これから始まる介護生活の重苦しい不安の中から救い出され安堵した事を思い出します。

早く相談していれば結果が変わっていたかもしれない…

父は、体は比較的丈夫で毎週のように卓球クラブに通い、食事に出掛けたり、時々日曜大工をするなどアクティブな人だったのですが、2回目の脳梗塞の11年前(2006年)の手首骨折をきっかけに引きこもり→耳鳴り・頭痛→うつ病→脳梗塞(2回)→介護状態と、ライフスタイルも性格も180度変わってしまいました。

高齢者の場合、若い人よりも筋力の衰えが早いため、ケガなどをした後のリハビリや介護予防の運動などは、早いうちから行う事が重要です。もし、11年前の手首骨折の時に地域包括支援センターに相談をしていたら、その後の父の経過も変わっていたかもしれません。

地域包括支援センターを活用して安心した介護生活を送ってほしい!

2005年に地域包括支援センターの設置が制定されて今年(2024年)で19年。まだまだ地域包括支援センターの存在を知らないという人もいます(私たちが知ったのもつい数年前です!)

地域包括支援センターに相談すると、今何をすべきか、今後どういう対策・対処ができるのかなどの道筋を教えてくださいます。高齢者の介護やトラブル、不安・心配事、また、自分が高齢者になっている場合は、自分の今や今後の不安や問題などについて、地域包括支援センターに相談する事で、安心して次の日を迎えることができます!(私たちはそうでした!)

「是非、地域包括支援センターの存在を知っていただきたい!」「たとえ病気やケガ、トラブルが起こったとしても、高齢者本人とご家族が安心して生活できるような世の中になって欲しい!」という思いで、このたび【介護の案内所】を立ち上げました。

介護や認知症に関して役立つ情報をお届けします!

私たちは、認知症の親の介護をしてきた経験から、家族の介護をする事の辛さや大変さをたくさん経験してきました。認知症や介護について問題やトラブルが起こったとしても、対処方法や問題解消をサポートする商品・サービスを知ることで、介護に対する不安や心配が少しでも軽くなることは多々あります。

現在介護をされている方、また、これから介護が始まる方、今後の介護に備える方に向けて、介護や認知症に関する知識・サービス・商品などの情報も発信していきますので、是非!ご活用いただければ幸いです!

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