事例2 発熱中の父を介護タクシーに乗せたら?
父が介護施設に入所していた時の話です。
施設から朝早く電話がかかってきました。
「お父さん、夕べから熱を出していまして、今朝になっても熱が下がらないので病院に連れて行こうと思っています。施設の車が出払っているので、ご家族の方から、介護タクシー会社に連絡してもらえないでしょうか。」
こんな感じの内容でした。
私は言われた通り、施設スタッフに教えてもらった介護タクシー会社数件に電話をし、ようやく予約を取り、介護タクシーに施設まで来てもらうことになりました。私も急いで支度をし、施設へ向かいました。
当時はコロナが流行していた時で、施設に着いても父の部屋には入れず、玄関で待ちました。
しばらくすると、車いすに乗っている父がやってきました。
介護タクシーも来て、父を車いすのまま車に乗せてもらい、私は付き添いとして介護タクシーに乗り込みました。運転手の方と色々話をしている時「今日はどうしたんですか?通院ですか?」と聞かれ、私は「熱が出たので病院に連れて行くんです。」
そう言ったとたん、運転手の方の様子が・・・。
「熱があるなら、最初に言ってくださいよ! お父さんがコロナで私が感染したら困ります。」
そうです、運転手さんがコロナに感染してしまったら、運転手さんは仕事を休まなければなりません。たとえコロナが治ったとしても、感染前と同じ体調に戻るかどうかもわかりません。休んでいる間の収入は?私が収入を弁償しなければならないかもしれません。
私はただただ謝るしかありません。
そして病院についてコロナ検査をしたら、結果をすぐに運転手さんへ連絡することになりました。
検査結果は陰性。
結果を聞いた時、私は、心の奥底から「ほっとした」ことを今でも忘れません。
父はそのまま入院となり、自宅に帰った私は、その日のことを思い返しました。なぜこうなったのか、どうして言わなかったのか、なぜ聞かなかったのかなどなど、クエスチョン?ばかり。
過ぎてしまったことは仕方ありませんが、自分にもっと予備知識があれば、状況は違ったかもしれない。私、施設スタッフ、介護タクシーの運転手みんなのコミュニケーション不足と情報共有不足だった。そう思ったこと、コミュニケーション、事前情報、予備知識の大切さを思い知った出来事でした。

ところで、介護タクシーの料金って、いくらかかるかご存じですか?
私は領収証をみて驚きました。
介護タクシーを利用すると結構費用がかかることは知っていましたが、通常運賃の他に、いろいろな費用がプラスされるんです。
これを知っておかないと、料金を払うときにびっくり!します。(予備知識は大事です)
インターネットで調べれば解説しているサイトはたくさんありますので、ぜひ「介護タクシー 料金」のキーワードで検索してみてください。
こちらのサイトでも、介護タクシーで転院する費用と移送費制度の確認ポイント|負担を抑えるための準備と手続きガイドで詳しく解説しています。ぜひ参考にして下さい。
